本アプリの解答方法に関するルールは解答ガイドラインにも記載しています。作問の上でも、この解答ガイドラインに記載されているルールを準用しますので、本項と併せてご確認ください。
問題採用の際は運営側でチェックや修正を行いますが、作問者側でも投稿前のご確認をお願いします。余計なご負担を強いることになりますが、円滑な運営を図るため何卒ご理解とご協力の程お願い申し上げます。
また対戦中に見かけた問題でお気付きの点があった際には、是非修正依頼のご報告をお願いします。
本アプリでは作問時に正答とは別に3つのダミー選択肢を設ける必要があります。そのため、通常のクイズの作問では考慮する必要がない注意点が生じます。問題採用の際には運営側でチェックをしますが、作問者側でもご確認をお願いします。また、オンライン対戦で気づかれた際にも是非ご報告をお願いします。作問者には余計な負担を強いることになりますが、円滑な運営を図るため何卒ご理解とご協力の程お願い申し上げます。
たとえばこのクイズの1文字目の選択肢が、「キ」「マ」「コ」「ツ」で設定されていたとします。そして、
Q. 世界三大珍味の1つに数えられる、/
の時点でボタンを押したプレイヤーがいたとします。本来この問題文だけを見る限り、他の三大珍味である「トリュフ」や「フォアグラ」が正解である可能性はまだ排除出来ません。しかし1文字目の選択肢「キ」「マ」「コ」「ツ」の中には、トリュフの「ト」、フォアグラの「フ」がなく、キャビアの「キ」だけが入っているため、「おそらく答えはキャビアだ」という推測が成り立ってしまいます。こうした選択肢からの推測がされないよう、ダミー選択肢の工夫を心掛けてください。
ちなみにこのクイズの場合、1文字目の選択肢には「キ」「ト」「フ」の3つが入っていることが望ましい、ということになります。
このクイズの場合、Ⅰ(2)のルールにより、解答部分はファミリーネームの「ワシントン」のみとなり、ジョージを答える必要はありません。しかし1文字目のダミー選択肢に「ジ」が含まれていた場合、「ジョージ・ワシントン」と解答しようとしたプレイヤーが「ジ」を選んでしまうかもしれません。その場合、「ワシントン」を解答部分とみなしているアプリは誤答判定を出してしまいます。よってこのクイズでは、1文字目のダミー選択肢に「ジ」を置くことは不適切ということになります。
このように、意図しない誤答を防ぐための措置も合わせてお願いします。
答えが「サッカー」というクイズがあるとします。
この場合、まず3文字目のダミー選択肢に、「ッ」の後に来るはずのない文字は置かないようにします。「サッン」や「サッナ」といった音は通常日本語では使われないため、その選択肢は最初から除外出来てしまうからです。また、4文字目のダミー選択肢では「ア」を置かないようにします。「サッカー」が正しい表記とはいえ、「サッカア」も完全に間違いだとまでは言い切れないためです。
このように、表記上の配慮も必要になる場合があります。ただし前述の通り、採用前に運営側でチェックを行いますので、すべてのチェックを必須とするものではありません。円滑な運営のため、ご協力いただける限り確認をお願いいたします。
特に注意を要する事項です。外国語の表記揺れに関しては人名以外の事項にも当てはまるので、合わせてご確認ください。
本名はトーマス・ウッドロウ=ウィルソン(Thomas Woodrow Wilson)です。Ⅰ(2-1)のルールを適用し、複合姓A=BのBに当たる「ウィルソン」を解答に設定します。
本名はエミリー・ジーン・ストーン(Emily Jean Stone)で、エミリーの愛称である"エマ(Emma)"を活動名義としています。Ⅰ(2-2)のルールを適用し、一般的な呼称である「エマ・ストーン」を解答に設定します。
出生地であるポルトガル語での名を片仮名表記するとフェルナン・デ・マガリャンイス(Fernao de Magalhaes)です。英語圏由来の片仮名表記はフェルディナンド・マゼラン(Ferdinand Magellan)ですが、「Magellan」の発音はマゲラン、マジェランに近いです。名はエルナンド(Hernando)とも呼ばれることがあります。日本での一般的な表記「マゼラン」もしくは「マガリャンイス」での解答設定が好ましいですが、ここでは前者を選択して例示します。
後世の創作による「真田幸村(さなだゆきむら)」の名で知られますが、諱(真名)は「信繁」です。「左衛門佐(さえもんのすけ)」という仮名や「源二郎(げんじろう)」という輩行名、「好白(こうはく)」という法名もあります。現在一般的な呼称「真田幸村」もしくは「真田信繁」での解答設定が好ましいですが、ここでは後者を選択して例示します。
※一時期「豊臣信繁」を名乗っていましたが、ここまで考慮させるのは酷なので、解答側も一般に通じた呼称で解答する配慮をお願いします。
「山(やま/さん/ざん/せん)」、「島(しま/じま/とう)」などの地名については、他の読み方の候補を外してください。
富士山は国土地理院などで採用されている正式な読み方が「ふじさん」なので、それを解答に設定します。「ふじやま」という古い読み方は通常使われませんが、本アプリでは山を問う場合、ルールとしてダミー選択肢からもう一方の読み方の候補を外してください。
「山」「島」については個々に正式な読み方が定められているものの、俗に別の読み方がされる場合があることなどから、上記のルールを設けることになりました。
日本の「山」や「島」、「城」などについては固有名詞の全答を意識してください。設問では「何山でしょう?」とは訊かず、極力「何という山でしょう?」または「~山は何(どこ)でしょう?」と問うことが望ましいです。逆に海外の非漢字文化圏の地名に関しては、設問で「何山でしょう?」などと問い、「山」の部分は解答させない方が望ましいです。
エベレストの名はイギリスの測量士ジョージ・エベレスト(George Everest)に由来するため、エヴェレストとも表記します。エベレストはネパールと中国に跨っており、世界遺産にも登録されているネパール語名がサガルマータ、中国政府が採用しているチベット語名がチョモランマです。ここでは日本での一般的な呼称「エベレスト」を解答に設定します。設問で言語や語源を指定しているか否かにかかわらず以下の処置してください。
地名以外にも複数の国家や地域で共有され、呼称が別れるものについては、候補となり得る言語をダミー選択肢に入れないようにしてください。設問で解答言語を明確にするのがベストですが、その際にもダミー選択肢への配慮をお願いします。
地名で示した例のように複数の読み方が共存している単語については、ダミー選択肢からもう一方の読み方の候補を外してください。
秋田犬保存会で採用されている地元の読み方が「あきたいぬ」ですが、全国的に「あきたけん」という呼称でも通じています。ここではより正式な読み方に近い「あきたいぬ」を採用します。
あえて正式名を問うために4文字目に「け」を入れるという考え方もあるかと思いますが、別解を示そうとしたプレイヤーが誤答になるケースを減らすことを優先し、ここでは「け」を控えるべきと判断しました。
傾向は変わりますが、「白夜(はくや/びゃくや)」、「捏造(でつぞう/ねつぞう)」、「福神漬(ふくじんづけ/ふくしんづけ)」などの例も該当します。滅多にない例かと思われますが、慣用音が含まれる単語には注意してください。
略称がある単語について略称と正式名のどちらで答えさせるかは任意ですが、より一般的な呼称を採用してください。正式名で答えさせる場合にも一般に通じている略称があれば、解答からそのダミー選択肢を外してください。
正式名は「国際連合大学」ですが、公式サイトでも採用されている略称が「国連大学」です。
一般名詞化した略語は外国語にも多いため、十分注意してください。特に正式名を問いたい場合には「正式名称は何でしょう?」といった指定をすると良いでしょう。
作問ガイドラインの問題編でも触れていますが、慣用句やことわざの問題はできる限り全文もしくは前半部分を問うようにしつつ、ダミー選択肢への配慮もお願いします。
早い段階でボタンを押した場合、問題文の後半が「とんびに何をさらわれる【正答:油揚げ】」となっている可能性を拭えないため、正答以外に解答候補となりそうな単語や動詞の頭文字はできる限り除きます。また、鳶(とび/とんび)と複数の読み方が共存している単語にも注意します。
たとえばこの問題でどうしても「油揚げ」の部分を解答させたい場合には、1文字目のダミー選択肢に「と」と「さ」を入れないようにしてください。
慣用句ではなく、「A」と「B」のようにそれぞれ独立した2つの名数の内のBを問い、Aの頭文字をダミー選択肢に入れることは特に問題ありません。
なお、本ガイドラインは、運営側の判断により、いつでも任意の理由で変更することができるものとします。