作問される際は、以下の採用基準についてご確認お願いします。各項目をタップで詳細が表示されます。
アプリ内で出題されるクイズに統一感を出すため、問題文のスタイルに関して上記のルールを設けることになりました。
投稿の際にはご留意頂けると幸いですが、若干スタイルの違いがあっても修正の上で問題は採用する方針です。
既存の問題については段階を踏んで修正が反映されることをご了承ください。
「竹千代」は安祥松平家、徳川将軍家の嫡男に共通して使われた幼名で、徳川家康の子世代のみならず親世代にも使われていた記録があります。幼名を活かして問題として成立させる場合、幼名に加えて徳川家康に関する決定的な情報を設問に組み込むか、問題と答えの関係を逆にして幼名を問うのが良いでしょう。
ルイス・キャロルはオックスフォード大学で数学講師を務め、数学論文や数学書を発表する傍らで小説や詩などの創作活動もしていた人物です。この情報に基づくと「大学教員」「教師」「数学講師」のような解答も考えられます。職業など抽象的な事項を問う問題は本アプリとは相性が悪いため、そのような知識を問いたい場合は、前フリにその情報を持ってくるなどして出題を工夫してください。
”ペギー葉山が作詞した楽曲『ドレミの歌』”というような限定が必要です。知名度は低いですが、滝弘太郎や宮本亜門作詞のミュージカル版で「ドラムのド」という歌詞があります。また、問題文の『ドレミの歌』を邦題に翻訳したものと解釈すると、世界各国で翻訳されている楽曲のため、非常に裏取りが難しいです。
悪魔の証明のようになりますが、作品名や人物名の情報だけでは限定の根拠として甘くなることがあります。設問中に『作品名』がある場合は作者などの情報を加えたり、人物名がある場合は職業などの情報を加えたりして、限定を強めると共に訊いている対象を分かりやすくしてください。
アニメージュ編集部の『THE ART OF TOTORO』に掲載された映画製作初期のイメージボードに基づく問題と思われますが、トトロの本名がミミンズクという情報は個人サイト以外に見つからず、ミミンズクという名前はあくまで公式の初期設定に留まるものと判断しました。この情報に関する知識を問う場合、設定名を問うのはマニアックかつ限定が難しいので、”初期の設定では「ミミンズク」と呼ばれていた、~”というように問題の構造を変えてください。
問題の裏取りは基本的にインターネットを通じて行いますが、その情報が個人サイトでしか見つからない場合、修正・削除の対象となります。また、パブリックドメインではない書籍や漫画からの引用をもとに作られた問題は裏取りにかなりの手間を要するので、正確な情報でも不採用となる場合があることをご了承ください。
サラディンの一般知名度が高くないと見てクイズにするにあたり人物像を紹介したとも考えられますが、この問題文だとサラディンを知っている人は最初のフリから「サラディン」と答えてしまう可能性が高いです。”イングランド王・リチャード1世率いる十字軍の侵攻に対して奮戦し、エルサレムを領土として確保することに成功した”の部分は削り、サラディンについては必要最低限の情報に留め、ミスリードの可能性を減らしてください。
答えを修飾する語句に対する修飾については必要最低限に留め、文中の修飾語や指示語は原則として答えにかけてください。ただし、上述した必要最低限の修飾(この問題だと「アイユーブ朝の君主」の部分)まで削ると、◆ 問題の答えを一つに限定してください。の項の最後で紹介したような事例に陥ってしまいます。少し難しい判断にはなりますが、必要な修飾の取捨選択をお願いします。
いわゆるパラレル問題は「ですが」の前後の問題文、あるいは問う対象について、分かりやすい対比関係・共通項が認められる問題にしてください。上の問題の場合「一番」から「二番」、「高い山」から「長い川」で2つ以上の修飾を変えており、綺麗な対比関係は認められません。「二番目」が表示されたところで押して、北岳と誤答させてしまう可能性が高いです。この前フリからパラレルさせる場合、上の問題に倣って川を問うのであれば「日本で一番長い川」でないと苦しいと思われます。山を問うのであれば「日本で二番目に高い山」「世界で一番高い山」「日本で一番低い山」などが考えられますが、「火星で一番高い山」のような日本との共通項が薄い問題については不採用となります。
パラレル問題については問読みからの推測ができない本アプリとはそこまで相性がよくないため、同じ題材を扱ったストレート問題と比べると採用の優先度は高くありません。パラレル問題ならではの駆け引きや覚え押し防止の効果もあるため採用はしますが、乱用は控えてください。
また、このようにパラレル問題ではない「ですが」を使った問題は、「ですが」による接続の必要性が特に認められない場合、採用を控えます。文章としては成立していますが、早押しクイズとして見ると答えをミスリードさせかねない構成ということでご理解ください。
問題文前半の「国民栄誉賞受賞者であることや、記念館があることでも知られる」という説明が、古賀政男や千代の富士、植村直己など多くの人物に当てはまり、答えの推測に使いづらい情報となっています。
国民栄誉賞に関する知識を問うならばA、記念館に関する知識を問うならばBのように他の有用な情報に差し替えてください。その際、後半のヒット曲に関する情報も含めてどの情報も採用するのではなく、1~3つ程度に絞ると問題がスリムになり、読みやすい文章になると思われます。
答えの推測に使いづらい情報というと、上の問題だと「昭和の大スター」の部分も当てはまってしまいますが、この項で特に指摘しているのは正しい答えの候補を複数導ける人より一つの候補しか導けない人を有利にさせかねない前フリの部分です。正答を導くためにできる限り有用な情報を前フリに採用してください。
答えと直接結びつかない情報については、文章の読みやすさなどを加味して挿入する場合もあると思いますが、冗長にならないよう注意してください。
いわゆる名数問題(あるカテゴリーに含まれるものの内の1つを答える問題)について、その名数に創設時期や位置・知名度などの序列や、1つだけ異質という法則性が見られる場合、できる限りそれを踏まえた作問をしてください。上の問題の三千家の場合、表千家から分離して裏千家、裏千家から分離して武者小路千家が誕生しているので、創設順でも武者小路千家が最後ですし、表と裏と比較して通りの名を冠している点でも武者小路千家が異質です。
よって三千家で単純に名数を列挙する問題を作るのであれば、武者小路千家を問うAの形が自然と考えます。
表千家を問いたい場合、名数の列挙ではなくBのように問題構造を変えてください。
名数問題については上記のAの問題も含めて名数を列挙していくだけの問題文では、クイズの不文律に頼っている以上、分かりやすいポイント待ちの勝負になりがちです。より深い知識を試すのであれば、Bのようにその問い方に一工夫入れてみましょう。少し細かい内容になりますが、名数の序列が見えにくい「夏の大三角」を題材に作問例を紹介します。
これだとただ星を列挙しているだけに見えます。
これだと前の2つの星座が鳥でカテゴライズされているので少し推測の余地があります。
名数の前にボタンを押せるポイントを持ってきたものです。名数を後フリにしていますが、「夏の大三角」より「織姫星」の情報の方が知られていると判断すれば前フリにしても良いでしょう。
他の星の情報が無い分、難度が上がっていますが、名数問題の一種です。こと座の情報を与えると易しいと判断した場合には”3つの一等星の内、最も明るい星は何でしょう?”という問題文でも良いでしょう。
本アプリでは同じ名数を扱った問題があった場合、①ではなく②、ひいては③④の方が採用される確率は高いと考えてください。ただ、名数の中でも知名度が低いものを扱っている場合、④ではなく②③のように名数の構成が文中にある方が好ましいです。運営判断で加筆修正することがあることをご了承ください。
漢字もクイズの一つの要素ではありますが、このように読みを問うだけでは早押しに向かないので、早押しクイズの要素も取り入れた問題文にしてください。
以下で紹介するのはあくまで改題案の一つです。
漢字の情報を前フリにすると易しいと判断した問題文なので、あくまで漢字をメインに据えたい場合は初めに漢字の情報を持ってきましょう。”「魚偏に春」と書く”という問い方は実際の問読みを意識した文ですが、本アプリの様式であれば”漢字で「鰆」と書く”という問い方でも構いません。
他の項目で紹介しているクイズにも当てはまりますが、作問の際にはできる限り早押しの駆け引きが生まれそうな文章構造を意識してください。極端な短文については修正・削除の対象となることがあります。
まず事実を整理すると1947年に日産自動車の前身に当たる東京電気自動車から日本初の市販形電気自動車「たま」号が発表されています。戦後間もない時期に電気自動車が誕生していた点で意外性があるので、択一には向きますが、早押しクイズでその西暦を訊くとなると、高難度・ニッチな問題と感じる人は多いと思われます。この問題に関しては「たま」号を問う方がクイズとしての面白さが増すでしょう。早押しクイズで西暦や日付などを問う場合、無味乾燥な問題になりがちなので、複数の印象的な出来事を前フリに用意するなどの工夫をしてください。
また、この問題に関しては「たま」号の試作車が1946年に完成しているため、「製造」という表現が誤解を招く可能性があります。文章中の細かい表現にも配慮をお願いします。
通常のクイズであれば早い段階で押して「とんびに油揚げをさらわれる」と答えても正答となりますが、本アプリの仕様では「油揚げ」しか正答にできないため、分かっていてボタンを押した人でも判断に迷い、誤答をする可能性があります。本アプリの欠点として慣用句やことわざ、熟語の後半部分を問うこと自体が誤答を誘いやすいので、できる限り慣用句の前半部分(この場合「とんび」)もしくは全文を問うような構造にして頂けると幸いです。その際にも1文字目のダミー選択肢に「油揚げ」の「あ」を入れない配慮をお願いします。
もちろん全文を問うと解答文字数が多くなったり、後半部分を問う方が自然に問題として成立したりする場合には、後半部分を問うことも構いません。ただ、その際にはダミー選択肢の1文字目に十分注意してください。
時事性のある情報を問題にすると、投稿時は問題として成立していても時間の経過と共に情報が正しくなくなったり、旬を過ぎたことで時流に合わなくなったりすることがあります。そうした問題については作問者本人でも第三者でも良いので、気づいた方から都度修正ないし削除を要請してください。
上述の文章で誤解をしてほしくはないのですが、時事性のある問題は需要があるため、採用はする方針です。ただ、長期的な運用には向かないため、時勢の変化に応じて修正・削除される場合があることをご了承ください。
このような運営方針のため、時事性のある情報でも一日単位・一月単位の短い話題については投稿を控えてください。ある程度話題が続きそうな題材をもとに作問をお願いします。
本アプリでは現在のところ、2名による早押しクイズ用の問題を採用しています。よって高難度の問題よりは低・中難度の問題、基本問題の方が好ましく、後者を優先して採用する方針です。
難度については個人差があるため、判断に迷った場合は取り敢えず投稿してみてください。難しくても扱っている題材が面白い、魅力を感じられるクイズについては採用する方針です。
また、問題の偏りを無くすため、同一の作品やグループなどに関する問題が複数投稿されている場合は数を絞って採用することがあります。その場合、マニアックな内容よりは基本的な内容を問う問題を優先して採用します。
上述の問題とも関連しますが、特定のコミュニティに属していなければ知り得ない問題も採用を控えます。クイズコミュニティについても同様で、インターネットを通じてほぼクイズ関連のサイトでしか情報を得られない事項を扱う問題については採用しません。一般に目を向けた作問をお願いします。
採用基準を満たしている問題についても、既存の問題との兼ね合いや文体の統一、オンライン評価など必要に応じて加筆・修正・削除の対象となります。オンラインの問題は全て編集の対象となることをご了承ください。
本ガイドラインは、運営側の判断により、いつでも任意の理由で変更することができるものとします。